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皆さんこんにちは、なっくです。お元気ですか。今日のテーマは日常生活でよく使われるフランス語の動詞「prendre」と日本語の「とる、とります」の違いについてです。これを理解すれば、もっと自然な日本語で表現できるようになりますよ。では始めましょう。
まず、フランス語の「prendre」は日本語の「とる」と訳すことができるでしょうか。確かに、いろいろな場面で同じ意味になることがあります。例えば、prendre une photoは写真を撮る、prendre des congésは休みを取る、prendre rendez-vous avec le dentisteは歯医者の予約を取る、prendre de l’âgeは年を取ると言うことができます。prendreをそのまま「とる」と日本語に訳せますね。
でも、フランス語の辞書で動詞prendreを調べると、33個もの違う意味が出てきます。ですから、prendreをそのまま「とる」と訳すと、とても変な文になってしまいます。今日はフランス人がよく間違える「とる」の使い方と正しい訳を紹介しますね。
prendre un café: コーヒーをとる、じゃありませんね。日本語ではboireを使って、コーヒーを飲むと言います。
同じように、prendre des médicaments: くすりをとる、も間違いです。これもboireで、薬を飲むと言わなければなりません。
それから、prendre un taxi, prendre un métroなども「とる」が使えません。皆さんこれは分かりますね。そうです、「乗る」を使います。タクシーに乗る、地下鉄に乗ると言えばいいです。
また、皆さんがよく知っているのはたぶん、prendre une douche, prendre un bainではないでしょうか。シャワーをとる、お風呂をとると言いたいですが、シャワーもお風呂も特別な動詞がありますね。そうです。シャワーを浴びる、お風呂に入ると言わなければなりません。
他にもよく使うprendreがありますよ。例えば、prendre un petit déjeuner. 皆さんこれは日本語で何といえばいいですか。「とる」でいいですか。たぶん、皆さんは「朝ご飯を食べる」と答えると思います。もちろん、「朝ご飯を食べる」は正しい日本語です。でも、「とる」を使うこともできるんですよ。ホテルやレストランでは朝ご飯を「朝食」と言います。朝食には食べるという漢字が入っていますから、朝食をとる、と言ったほうがきれいです。
朝食を取ると同じように、食事をとる、prendre le repasもよく使います。
最後にもう一つフランスでよく聞くprendreについて考えたいと思います。Prenez votre temps. これは「とる」が使えるでしょうか。いいえ、使えません。日本語だったら、ゆっくりでいいですよ、とか、急がなくてもだいじょうぶですよ、と言ったほうがいいです。
このようにフランス語のPrendreと全然違う訳になってしまう言葉もあるので注意しなければなりませんね。
皆さん、今日のポッドキャストはどうでしたか。日本語を学ぶとき、このような訳し方の細かい違いを知っていると役に立ちますね。これからも自然な日本語を使えるように一緒に楽しく勉強していきましょう。
日常生活(にちじょうせいかつ) vie quotidienne
動詞(どうし) verbe
違い(ちがい) différence
理解する(りかいする) comprendre
自然な(しぜんな)naturel
表現(ひょうげん) expression
簡単な(かんたんな) simple, facile
歯医者(はいしゃ) dentiste
訳(やく) traduction
変な(へんな)bizarre
間違える(まちがえる)se tromper
紹介する(しょうかいする)présenter
場面(ばめん) situation
同じ(おなじ) même
意味(いみ) sens, signification
正しい(ただしい) correct
文(ぶん) phrase
最後に(さいご) à la fin
細かい(こまかい) détaillé
役に立つ(やくにたつ) utile
頑張る(がんばる) faire de son mieux
Transcription avec Furigana
皆さんこんにちは、なっくです。お元気ですか。今日のテーマは日常生活でよく使われるフランス語の動詞「prendre」と日本語の「とる、とります」の違いについてです。これを理解すれば、もっと自然な日本語で表現できるようになりますよ。では始めましょう。
まず、フランス語の「prendre」は日本語の「とる」と訳すことができるでしょうか。確かに、いろいろな場面で同じ意味になることがあります。例えば、prendre une photoは写真を撮る、prendre des congésは休みを取る、prendre rendez-vous avec le dentisteは歯医者の予約を取る、prendre de l’âgeは年を取ると言うことができます。prendreをそのまま「とる」と日本語に訳せますね。
でも、フランス語の辞書で動詞prendreを調べると、33個もの違う意味が出てきます。ですから、prendreをそのまま「とる」と訳すと、とても変な文になってしまいます。今日はフランス人がよく間違える「とる」の使い方と正しい訳を紹介しますね。
prendre un café:コーヒーをとる、じゃありませんね。日本語ではboireを使って、コーヒーを飲むと言います。 同じように、prendre des médicaments:くすりをとる、も間違いです。これもboireで、薬を飲むと言わなければなりません。 それから、prendre un taxi, prendre un métroなども「とる」が使えません。皆さんこれは分かりますね。そうです、「乗る」を使います。タクシーに乗る、地下鉄に乗ると言えばいいです。
また、皆さんがよく知っているのはたぶん、prendre une douche, prendre un bainではないでしょうか。シャワーをとる、お風呂をとると言いたいですが、シャワーもお風呂も特別な動詞がありますね。そうです。シャワーを浴びる、お風呂に入ると言わなければなりません。 他にもよく使うprendreがありますよ。例えば、prendre un petit-déjeuner.皆さんこれは日本語で何と言えばいいですか。「とる」でいいですか。たぶん、皆さんは「朝ご飯を食
べる」と答えると思います。もちろん、「朝ご飯を食べる」は正しい日本語です。でも、「とる」を使うこともできるんですよ。ホテルやレストランでは朝ご飯を「朝食」と言います。朝食には食べるという漢字が入っていますから、朝食をとる、と言ったほうがきれいです。 朝食をとると同じように、食事をとる、prendre le repasもよく使います。
最後にもう一つフランスでよく聞くprendreについて考えたいと思います。Prenez votre temps.これは「とる」が使えるでしょうか。いいえ、使えません。日本語だったら、ゆっくりでいいですよ、とか、急がなくてもだいじょうぶですよ、と言ったほうがいいです。
このようにフランス語のPrendreと全然違う訳になってしまう言葉もあるので注意しなければなりませんね。 皆さん、今日のポッドキャストはどうでしたか。日本語を学ぶとき、このような訳し方の細かい違いを知っていると役に立ちますね。これからも自然な日本語を使えるように一緒に楽しく勉強していきましょう。
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